坂本龍一2度のガン治療。そして現在は…

“演奏する体力がなく最後のコンサートに…”

*2006年に発覚したガンがきっかけで2023年4月2日に所属事務所より公表があり、3月28日にお亡くなりになってた事がわかりました。

坂本龍一さんは、日本の作曲家であり、ピアニストや音楽プロデューサーなど多彩に活躍している音楽家です。

世界的にも有名な、カンヌ映画祭にも出品された大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』にもデビッド・ボウイ、ビートたけしとともに出演しており、俳優としての一面も持っています。

戦場のメリークリスマスでは、テーマ曲を作曲しており、映画で使われている曲すべてが坂本龍一さんが作曲しており、英国アカデミー賞作曲賞を受賞しました。その他には、ラストエンペラーアカデミー賞作曲賞・ゴールデングローブ賞・グラミー賞などを受賞している世界に認められた音楽家でもあります。

坂本龍一のガンはいつから?

そんな坂本龍一さんは、2014年6月62歳のときに喉に違和感を覚え、医療機関を受診したところ、中咽頭がんだと診断されました。

坂本龍一中咽頭がん

その時の進行度はステージ2と3の間で、アメリカのニューヨークで集中治療・療養に専念するために音楽活動を休止してましたが、15年8月に映画『母と暮らせば』の音楽で見事仕事復帰を果たし、さまざまな活動を精力的におこなっていました。

ですが、中咽頭がんを6年を経て寛解した矢先に2020年6月に今度は直腸がんを患うことになってしまいました。

自覚症状がありニューヨークで診断を受けた際に直腸がんだということが発覚し、2021年1月にがんの部位を切除する手術をおこないました。

進行度はステージ4になり、

坂本龍一
坂本龍一
「もう演奏する体力がなく最後のコンサートになるであろう」

と本人がコメントを残しています。

直腸がんとは?

では坂本龍一さんが患っている直腸がんとはいったいどのような疾患なのでしょうか。

直腸がんの特徴

この疾患は、直腸の組織内に悪性の細胞が認められる病気になり、日本人に多いといった特徴があります。

年齢や家族の既往歴に伴って発症するリスクが高くなると言われていて、症状は血便や下痢と便秘の繰り返し・残便感・便が細くなる・原因不明の体重減少といったことが現れます。

目で見て異常を確認することができるので、自覚症状がわかりやすいため坂本龍一さんも違和感に気づくことができたのしょう。

発症の原因は?

発症する原因は、食生活が大きく影響していると言われており、肉類などの動物性脂肪の摂取量の増加に伴って、発症が増加していると言われています。

検査方法

検査の方法は、便を採取しておこなう便潜血や、大腸の内視鏡などになり、血液検査ではCEAと呼ばれる腫瘍マーカーをおこなって、数値を調べます。

現在の治療法

現在の治療方法は、抗癌剤による化学療法や放射線療法などを挙げることができます。

坂本龍一の現在は?

文芸誌新潮にて『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』の連載が始まりました。

坂本龍一『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』

鈴木正文さんが聴き手となり、それを編集した内容で自身の闘病について語っています。

第1回のガンと生きるでは、放射線療法と並行して抗がん剤の服用をおこなっていたことを明かしています。

日本へ帰国し人間ドックを受けた際に、病巣は肝臓やリンパ節に転移していたといいます。このときに何も治療をおこなわなければ、余命半年であることと、すでに放射線治療で細胞にダメージが加わっていることで、同じ治療はできないこと、強い抗がん剤を使用しても、5年の生存率が50パーセントだと宣告されたそうです。

医師の対応などに違和感を覚えた坂本龍一さんは、セカンドライフを受診し、治療を受けることにしたようですが、ニューヨークで転移の事実が自分に告げられなかったことに対して、不信感を抱いたそうです。

21年1月に直腸の原発巣と、肝臓とリンパ節の転移巣を切除することになり、両肺の転移巣などを含めて、計6回もの手術を受けたと明かしています。

そして現在も闘病中ですが、無観客のピアノ・ソロ・コンサートを日本や欧米、アジアなど約30の国や地域に配信したりして勢力的に活動しています。

坂本龍一ソロピアノ配信

今回も最後までご覧いただき有難うございました。