“「宮崎駿の死因は?」と言われてるのは…”
「宮崎駿がもう亡くなってるって本当?」
「病気?歳のせい?宮崎駿の死因が気になる…」
「宮崎駿って遺言みたいな作品残してたけど亡くなってるの?」
宮崎駿さんといえば、数多くのジブリ作品を生み出し世界的にも有名な映画監督ですよね!
そんな宮崎駿さんが「亡くなった」という噂を聞いたことはありませんか?
宮崎駿さんにまつわる情報では遺言となった作品があったり、死因が囁かれていたりしていますよね。これは本当のことなのかどうか真偽が気になります!
そこで、この記事では宮崎駿さんの死因や死去における情報が本当なのかどうかを解説していきます。
真相がどうなっているのか確かめていくので、気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
宮崎駿の死因は?死亡説が流れてる理由3つ
宮崎駿でググろうとしたら死因とサジェストされて「おい、待て!」とまった。
— トニー (@Uaranmel2056) February 15, 2023
結論から言うと宮崎駿さんは生きてます。
生きているのになぜ「死因は?」と噂されてるのでしょうか?
そんなウソ情報が蔓延っている理由がいくつかあります。
鈴木Pの「風立ちぬは宮崎駿の遺言」発言
宮崎駿さんが担当したジブリ作品『風立ちぬ』は、意味深な公開方法をとっていました。
深読みしてしまった方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、『風立ちぬ』は「宮崎駿さんの遺言である」として発表されたのです。
事の発端はジブリプロデューサーである鈴木敏夫さんの発言からでした。
『風立ちぬ』という作品自体は「生きねば」をテーマとして描かれています。その作品について鈴木プロデューサーはテレビ番組にて、
「こう言ったら怒られるかもしれないけど、僕自身はこの映画は宮崎駿の遺言だと思っている」
という発言
生死をテーマにしたことが相まってこのような噂が広まったのでしょう。
少し驚いてしまう話ですよね!遺言という言い方は、たしかに誤解を招いてしまうと思います。鈴木敏夫プロデューサーもなかなかの演出家ということですね!
ジブリ監督の高畑勲の死亡
日本アニメーション界の巨匠とも言われていた高畑勲さん。
宮崎駿とは共にジブリ作品を作り世に出してきた盟友とも言える存在の方でした。
そんな高畑勲さんは、肺がんにより2018年の4月にお亡くなりになられました。
「宮崎駿の死因は?」と言われてるのは、ふたりの関係性から勘違いされてワードが出てきているとも言われてます。
引退宣言でデマに拍車がかかった
さらに、宮崎駿さんは長編アニメ制作中に何度か引退宣言をしています。
これまでに何度も何度も引退に繋がるような発言をしてきました。そのうち、宮崎駿本人の口から引退宣言をした回数は4回
引退宣言1・1984年『風の谷のナウシカ』公開直後
1984年に『風の谷のナウシカ』が公開されました。
この映画が公開された直後に、スタジオジブリプロデューサーである鈴木敏夫は、
(宮崎駿は)風の谷のナウシカの公開後に、「もう2度と監督はやらない。友達を失うのはもう嫌だ」と言っていた。妥協なく作品に打ち込むということは、一緒に作品を作る同士(友達)に相当厳しいことを要求するわけで、当然キツイ言葉も飛んだでしょう。求めるクオリティーは尋常ではないからね。
と、コメントしていました。
過酷な状況と戦いながら、『風の谷のナウシカ』は完成したんですね。
しかしこの発言をしてから翌年に、「スタジオジブリ」が設立されたことにより、引退宣言は撤回となりました。
引退宣言2・1997年『もののけ姫』公開寸前
続いて引退宣言がされたのは、『もののけ姫』が公開されたすぐでした。
宮崎駿の引退宣言のなかで、最もネットで話題となった時期でした。
まだ『もののけ姫』が完成する前に、記者から次作について問われたとき、
「これが最後の作品だと思って作っています」
とやや怒り口調で、宮崎駿は答えたそうです。
この発言から、宮崎駿は『もののけ姫』が公開されたら引退するんだろうなと、多くの人が思いましたね。
しかし、当時の宮崎駿作品制作の最高責任者の強い要望もあり、引退は撤回されたようです。
引退宣言3・2001年『千と千尋の神隠し』の完成記者会見にて
3回目の引退宣言は、『千と千尋の神隠し』の完成記者会見のときでした。
『千と千尋の神隠し』は、観客動員2,350万人、興行収入308億円と、日本の映画史上第1位の新記録を作ったほどの人気映画です。また日本はもちろん、世界でも高く評価され、ベルリン国際映画祭ではアニメーションとしては史上初の金熊賞を受賞をしました。
しかし完成記者会見では、
「もう長編アニメ映画はムリだ」
と引退宣言をした宮崎駿。
ですが、この宣言も後に撤回されました。
引退宣言4・2013年『風立ちぬ』の公開後の会見にて
最後の引退宣言は、『風立ちぬ』が公開された後に開かれた記者会見にてでした。
これまでに何度も何度も引退宣言をしてきた宮崎駿ですが、「今回は本気です」と引退を宣言しました。
しかし2017年5月に、スタジオジブリ公式HPにて『宮崎駿の新作長編アニメーション映画のスタッフ募集』の発表があったんです。
「え?新作?」と誰もが驚いたことでしょう。
実は宮崎駿は2023年7月14日に、新作長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」を発表しています。
このように何度も何度も引退宣言をすることで、
「宮崎駿は何か病気にかかっていたのでは」
「余命宣告で引退宣言をしたのか」
と囁かれるようになってしまい、
宮崎駿引退
→もしかして病気
→もう亡くなった…死因は?、などとデマに拍車がかかったといえます。
約40年以上もジブリ作品に携わり、人生においてかなりの時間を映画監督としての所業に費やしてきたのですから、引退は相当な理由があったのではないかと連想したファンも多かったのでしょう。
宮崎駿さんも歳ですし、何かと良くない方向に噂が進んでしまい、このような噂がたったんだと思われます。
宮崎駿の死因はなし!デマ情報だった!
宮崎駿さんの死因で騒がれる理由を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
・宮崎駿の死亡説が蔓延っている理由
→鈴木敏夫プロデューサーがテレビで遺言発言
→盟友の高畑勲が亡くなったから
→度々する宮崎駿の引退宣言
宮崎駿は現在も元気に映画監督業に精を出していますし、引退宣言も撤回しています。
長年多くの方に愛されているジブリ作品の生みの親だからこそ、歳の心配や引退宣言の不安からこのような噂が広まったのかもしれません。
むしろ、宮崎駿さんのデマ情報の真相がわかったことで今後の活躍も楽しみになったのではないでしょうか?
鈴木プロデューサーにも『遺言』などという言葉は使って欲しくないですね!宮崎駿さんが生み出すジブリ作品は常に期待が高いことですし、モチベーションを揺るがすことなく頑張ってほしいところでしょう。
ぜひこの記事を参考に、引き続き今後の宮崎駿さんの活躍に注目してみてくださいね!