「宮崎駿ってトトロの森に住んでるの?」
「宮崎駿の住まいがずっと変わってないって本当?」
「アトリエとスタジオジブリも近くにある?」
時代を超えて愛されるジブリ作品を数多く生み出した宮崎駿さん。
現在のお住まいはどこなのでしょうか?
宮崎駿さんといえば、自然豊かなところに住んでいるイメージがありますよね。また出身は東京都杉並区なのですが、現在は違うところに住まいを構えているようですよ!
いったいどこに住んでいるのでしょうか?
この記事では、宮崎駿さんの現在の住まいについて詳しく解説します。また、アトリエ・二馬力とスタジオジブリについても調べてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
宮崎駿は現在も埼玉県所沢市に住んでいる
宮崎駿さんは1970年に引っ越してから現在まで埼玉県所沢市に住み続けています。
アニメーターとして働いていた当時29歳の宮崎駿さんは、現在では『トトロの森』として親しまれている森を気に入り、所沢に引っ越しました。
“トトロ”の語源も所沢から来ているらしいですよ!かなり愛着を持っている土地のようですね。
当時のアニメーション業界は西武線に集中していました。若くしてアニメーターに勤しんでいた宮崎駿さんが住める安い土地として所沢が候補に上がったようです。便利な街で良いところですよね。
トトロの森でのごみ拾いが日課?
宮崎駿さんは、トトロの森でごみ拾いすることを日課としているようです。
トトロの森を気に入っていることは知ってるのですが、ごみ拾いまでしているとは…
かなり愛着が湧いているんですね!
インタビューで制作状況を聞かれているときも、何かとごみ拾いの話題が出てきます。毎日やることを徹底されていたようですね。
実際、トトロの森ではゴミ袋とトングを片手に歩く宮崎駿さんが目撃されています。
これも聖地巡礼のひとつになっているそうですよ(笑)
宮崎駿の個人アトリエは東小金井付近
宮崎駿さんの個人アトリエ『二馬力』は、東小金井駅から徒歩10分ほどのところにあります。
個人アトリエ兼オフィスとして地元住民にも親しまれており、入口にあるベンチに座ることも可能なのだそうですよ!
憧れの宮崎駿さんが所有するベンチに触れられるとして、密かな人気スポットになっています。
ちなみに屋号は『豚屋』といい、現在では社員の歓迎会やマスコミ取材の現場に利用されているそうです。昔は若者の人材育成などに使われていました。
たしかに、勉強小屋のような雰囲気が強くあります!
さらに建物が完成する前はジブリ作品『千と千尋の神隠し』にて豚屋の看板が出てくるのですよ!チェックしたことがある方もいるのではないでしょうか?
宮崎駿さんファンならぜひ見ておきたい1シーンですよね。
宮崎駿の『スタジオジブリ』とは?
1985年、宮崎駿は徳間書店の出資により子会社として株式会社スタジオジブリを創立させました。
・設立年月日:1985年6月15日
・住所:東京都小金井市梶野町一丁目4番25号
・事業内容:アニメーション映画、テレビCM、テレビ映画、実写映画等の企画・製作
およびアニメーション映画に登場するキャラクター等を利用した各種マーチャンダイジング
・代表取締役社長: 鈴木敏夫
・代表取締役: 星野康二
・資本金:1000万円(2022年3月31日現在)
・従業員: 280名
本来、株式会社『スタジオジブリ』は、長編アニメーション映画の制作を行っている会社でした。しかし1990年代中期から、短編アニメーションの制作および実写映画の企画、日本国外のアニメーションの公開やDVDの販売、三鷹の森ジブリ美術館への展示物の制作など、事業内容は多岐にわたっています。
かつて業務委託契約による歩合制を取っていた『スタジオジブリ』でしたが、宮崎駿に提案によりスタッフを社員化し、さらに固定給の導入、新人を定期的に採用していく方針に変えていきました。
たしかに作品を作り上げていけばいくほど、人手が足りなくなるかもしれませんもんね。
なぜ「ジブリ」という名前に?
会社の名前の由来について、当時の宮崎駿は以下のように説明しています。
『スタジオジブリ』の”ジブリ”というのは、サハラ砂漠に吹く熱風「Ghibli」を由来し、第二次世界大戦中に使われたイタリアのカプローニの偵察爆撃機の名前「Caproni Ca309 Ghibli」でもある。
ちゃんと意味があって『スタジオジブリ』という会社名を建てられたのですね。
また、『スタジオジブリ株式会社』のロゴにはトトロがデザインされています。
こちらにもしっかりと意味があるようで、『スタジオジブリ』の公式ホームページには、以下のように説明されていました。
「となりのトトロ」は思わぬ副産物も生みました。ぬいぐるみが大ヒットしたのです。いま「思わぬ」といいましたが、実際、このぬいぐるみは映画の公開から2年も経ってから商品化されたものでした。映画製作者サイドがあらかじめ興行との相乗効果をねらって製作したものではなく、あるぬいぐるみメーカーの人が「これこそぬいぐるみにすべきキャラクターだ」と惚れ込み、ジブリへ熱心に働きかけた結果実現したものなのです。
ともあれ、トトロ商品のお陰で、ジブリは映画の製作費の部分的な補填が可能になり、会社のマークも、これ以降トトロを使うことになりました。
実はとなりのトトロの興行成績は、他の作品ほど伸びなかったんですね。しかし、数年後にぬいぐるみやビデオを販売したことで人気が著しく高まり、『スタジオジブリ』の経営が支えられたと、彼は話していました。
『スタジオジブリ』はイベントも開催している
映画を作り上げるだけでなく、『スタジオジブリ』では定期的にイベントも開催しています。
たとえば、『高畑 勲 展』
日本の映画監督であり、アニメ演出家である高畑 勲は”絵を描かない監督”として知られています。そんな監督がどのようにして長編アニメーションを作り上げたのか、そのヒミツが分かる展覧会です。
他にも、2022年に開演されたジブリパークの制作を指揮した宮崎駿の息子・宮崎吾朗監督の仕事内容、そしてジブリパークが誕生するまでの課程が分かる『ジブリパークとジブリ展』も話題になりました。
きっとジブリ好きな人であれば、楽しめること間違いないと思います。
宮崎駿の現在の住まいは所沢
宮崎駿さんは1970年に地元を離れてから現在までの住まいは所沢です。どれだけ所沢を気に入っているのか、その住んでいる年数やゴミ拾いなどの日常の様子からうかがえますね!
ジブリ作品にも多く影響されているようで、所沢への愛が伝わると思います。
70歳を超えてもなお現役脚本家として多くの作品を生み出している宮崎駿さん。引退宣言は多々あるものの、次々と制作に取り掛かる姿はまさにレジェンド脚本家といったところでしょう。
これからの宮崎駿さんにも目が離せませんね!
ぜひこの記事を参考に、今後の宮崎駿さんにも注目してみてください。