”「母親」だと信じて育ったのは実は…”
「小泉進次郎の母親はどんな人?」
「小泉進次郎と母親の関係性は?」
総裁選に立候補し、所見発表演説会で生き別れた母への思いを語った小泉進次郎さん。彼の告白は、これまで語られてこなかったエピソードも含まれていて、多くの人の関心を集めています。
小泉進次郎さんは、元首相・小泉純一郎さんの次男として、これまでも注目されてきました。
今回の演説では立候補者としての考え方はもちろんですが、「母親」の存在についても話題になってます。一体どんな方なのでしょうか。また、兄弟との関わり方はどうなのでしょうか?
この記事では、小泉進次郎さんの母親に着目し、小泉家の家系についてまとめさせていただきました。
小泉進次郎が総裁選演説で明かした家族の秘話
小泉進次郎さんは、総裁選の所見発表演説で自身の生い立ちについて語りました。
幼い頃に両親が離婚し、「母親」だと信じて育ったのは実は伯母だったという事実も明かしています。
このことを知ったのは中学2年生のときで、それまでは家族の事情を知らずに過ごしていました。
大学生になると、名字の異なる弟と初めて対面しましたが、実母とは会わずにいました。なぜなら、母親代わりに育ててくれた伯母への思いが強く、
「実母に会うことは伯母を裏切ることになる」
という葛藤があったからです。
しかし、今年ついに実母と初めて対面し、
「会ってよかった」
と心境を語りました。さらに、
「43年間会うことがなくても、名字が違っても、家族は家族だ」
と述べ、自らの経験を踏まえて、
「多様な人生に寄り添い、人々の選択肢を広げられる政治家を目指す」
と訴えました。
この熱い演説に対して、世間からはさまざまな声が寄せられました。
自分の体験を率直に語る姿に心を打たれた
と評価する声もあれば、
総裁選の場で個人的な話をするのは本筋から外れている
と冷たい声もありました。
とはいえ、今回の発言をきっかけに
「政治家も一人の人間として葛藤や背景を抱えている」
という現実に、あらためて注目が集まったといえるでしょう。
小泉家ってどんな家系?
総裁選の所見発表演説会で母親や伯母という言葉が出て以来、小泉家の家系にも改めて注目が集まっています。
小泉家は日本でも有数の「政治一家」として知られています。
祖父・小泉純也さんは戦後の政界で活躍し、防衛庁長官を務めました。
その後を継いだのが息子の小泉純一郎さんです。
純一郎さんは『郵政民営化』を掲げて国政を大きく動かし、第87・88・89代内閣総理大臣として長く日本のトップに立ちました。
日本人なら誰もが知る有名総理大臣ですよね。つまり“小泉家”という名前は、日本の政治史にしっかりと刻まれているのです。
このような家系では、どうしても「父から子へ」と男性に注目が集まりがちです。小泉進次郎さんも父の背中を追うように政界入りし、若手ホープとして期待されてきました。しかし、その一方で彼の「母親」についてはほとんど語られることがなく、長らく謎に包まれていました。政治一家という特別な環境の中で、母親がどのような存在だったのか、ここに多くの人が関心を寄せているのです。
小泉進次郎の母親について
小泉進次郎さんの母親は、宮本佳代子(みやもと・かよこ)さん です。
神奈川県鎌倉市の出身で、青山学院大学に在学中、のちに首相となる小泉純一郎さんとお見合いをきっかけに結婚しました。
その後、政治家の妻として2度の選挙活動を経験しましたが、三男を妊娠中に離婚することとなりました。
離婚の明確な理由は公にはされていません。ただ、小泉純一郎さんの姉たちとの関係があまり良好ではなかったことや、政治一家ならではの価値観の違いなどが要因ではないかといわれています。
離婚後の宮本佳代子さんは『三井不動産グループ会社』に勤務し、経営コンサルタントとして活動しています。さらに、東京都渋谷区に本社を置く『宮本アソシエイツ』の代表も務めているそうです。
小泉進次郎は3人兄弟?母親との関係性
小泉進次郎さんは兄、弟、合わせて3人兄弟になります。
幼少期からは父・小泉純一郎さんと兄・孝太郎さんと共に暮らしていたため、ずっと「兄弟は兄だけ」だと思って育ちました。
ところが実際には、母親・宮本佳代子さんのもとで育った三男・佳長(よしなが)さんが存在し、成人してから初めて
「自分にはもう一人弟がいる」
と知ったそうです。
小泉家の3兄弟と母親との関係は、それぞれ少しずつ異なっています。
まず長男の小泉孝太郎さん。
現在は俳優として活躍していますが、インタビューなどで母親について語ることはほとんどありません。ただし、母親の存在を完全に切り離しているわけではなく、俳優という立場上、あえて話題を避けることで家族のプライバシーを守っているのかもしれません。
続いて、次男の小泉進次郎さんも母親について語ることはほとんどありません。
政治家として公の場に立つ機会が多いものの、「父子家庭で育った」というイメージが強く、世間的には「父・純一郎さんと共に歩んできた息子」という印象が定着しています。
母親の存在に触れないことで、むしろ父と子の絆が際立っているともいえるでしょう。
一方で、三男の小泉佳長さん。
兄2人とは異なる環境で育ちました。
母親と共に暮らし、小泉家の中で唯一、母親と長く生活を共にした子どもです。そのため、兄たちとはまた違った家庭環境の中で成長しました。
このように、小泉家の兄弟たちは同じ家族でありながら、母親との関わり方はそれぞれ異なります。
離婚後も一定の接点はあったとされますが、その詳細は公には明かされていません。
特に進次郎さんにとって母親は「語らない存在(語りたくても語れない存在)」それは、政治家として私生活を守るための選択でもあるのでしょう。
小泉進次郎の母親は宮本佳代子である
今回は、小泉進次郎さんの母親に着目し、小泉家の家系や、進次郎さんと兄弟の関わりについて解説させていただきました。まとめると以下のようになります。
・小泉進次郎の母親は宮本佳代子
・子供の頃母親だとおもっていたのは伯母だった
・実は弟がいることが判明
・小泉家は政治一家の一方で母親については語られなかった
・母親は弟を妊娠中に離婚
・小泉進次郎は3人兄弟だがおおやけにはなってない
代々、政治一家として知られてきた小泉家。その次男である進次郎さんが、もし総理大臣になったらどんな日本を創り上げていくのでしょうか?演説を通じて、これまで明かされなかった母の存在に触れたことで、人々の関心と共感を集めたのかもしれません。
今後の彼の活躍にますます期待が高まります。皆さんで応援していきましょう!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。