日本だけでなく世界でも人気を誇る漫画家・尾田栄一郎さん。
彼の有名作品『ONE PIECE』は、今もなお連載を続けている大人気家族冒険漫画ですね。きっと多くの方々が大好きな漫画だと思います。
そんな人気漫画を手がける尾田栄一郎さんの年収について、とある番組で調査されたことで話題となりましたが、果たしてその金額と内訳はどうなっているのでしょうか?
また、『ドラゴンボール』で知られてる鳥山明さんとも繋がりがあるようなのですが、どのような関係性だったのでしょうか?
そこで今回は、大人気漫画家・尾田栄一郎さんの年収と鳥山明との関係性について詳しく調べてみました。
尾田栄一郎の年収がテレビで発表された?
とある番組で、大人気漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎さんの年収を取り上げられていました。その際に発表された年収が、こちら。
尾田栄一郎先生の年収、31億#ワンピース #尾田栄一郎 #漫画 #年収https://t.co/v4HQBjSCtV
— 哲学ニュースnwk (@nwknews) June 8, 2020
その額なんと...31億円!
あくまで推定ですが、尾田栄一郎さん程の人気漫画家であれば、これくらい稼がれていてもおかしくありません。
では31億円の年収の内訳について、詳しく見ていきましょう。
1・原稿料(4,800万円)
まずは、原稿料です。
『ONE PIECE』の原稿料は約4,800万円と言われています。
=4,800万円
原稿料だけでも、十分な年収だと言えるでしょう。
2・印税(14億円)
つづいて印税です。
漫画家の年収の内訳として大きく占めるものが、印税と言われており、『ONE PIECE』を手がける尾田栄一郎さんの印税は約14億円もあるんだとか。
やはり世界中で年間3,000万部以上も売り上げる漫画ですから、これくらいの印税があってもおかしくありません。
=13億5,828万円
現在107巻まで発売されている『ONE PIECE』。巻数が多ければ多いほど、印税が高くなるわけです。
3・原作使用料(1,600万円)
お次は、原作使用料です。
『ONE PIECE』はアニメや映画にもなっているため、その都度「原作使用料」が発生してきます。
『ONE PIECE』の原作使用料は、約1,600万円と言われています。
30万(アニメ1話あたり)×50週(年間放送週)+100万(映画1本あたり)
=1,600万円
私たちが普段何気なく見ているアニメには、これだけのお金がかかって放送されているのですね。
4・海外収入(2億円)
日本人だけでなく外国人にも人気な『ONE PIECE』ですので、海外収入も尾田栄一郎さんの収入の1つになります。
海外での漫画の売り上げや、アニメや映画の放映数その他諸々で海外収入だけでも約2億円もあるんだとか…。
5・グッズ販売(15億円)
最後はグッズ販売による収入です。
『ONE PIECE』のキャラクターグッズの売り上げは、年間で約15億円ほどと言われています。
漫画家とにってグッズ販売が大きな収入源になることは少ないのですが、尾田栄一郎さんの場合はグッズの売り上げも大きな収入源になっていると思われます。
鳥山明との関係性は?
2024年3月1日、漫画家・鳥山明さんが、急性硬膜下血腫のため68歳という若さでこの世を去りました。鳥山明さんが描くイラストの破壊力は、日本だけでなく海外でも注目を浴びるほどで、彼の訃報には多くの方々がショックを受けたことでしょう。
尾田栄一郎さんもそのひとりでした。
互いに海外でも話題になるほどの有名な漫画家ですが、ふたりには接点があるようです。
一体どういった関係だったのでしょうか?
尾田栄一郎が故・鳥山明についてコメント
鳥山明さんの訃報について、尾田栄一郎さんは以下のようにコメントされています。
もう二度と会えないと思うと、悲しみが押し寄せてきます。子供の頃から憧れすぎていて初めて名前呼んで貰えた日の事も覚えています。
我々に『友達』という言葉を使ってくれた日の帰り道岸本さんと盛大にはしゃいだ日も懐かしいです。最後に交わした会話も覚えています。
鳥山先生の残された創造性豊かな世界に敬意と感謝を込めて、心よりご冥福をお祈りいたします。天国が先生の想い描いた通りの愉快な世界でありますように。
(一部抜粋)
もちろん尾田栄一郎さんに限らず、多くの漫画家が鳥山明さんの訃報に対して悲しみの声を上げていました。
それだけ鳥山明さんが手がける漫画は、多くの方々の心に刺さっていたのでしょう。
鳥山明とは師弟関係?
そもそも尾田栄一郎さんと鳥山明さんは、どういった関係なのでしょうか?
SNSでは、「師弟関係では?」と言われていますが、これは違います。
尾田栄一郎さんのプロフィールを調べていると、
最も尊敬する漫画家は鳥山明。「神様」とまで表現しており、仕事机から仰ぎ見る位置に鳥山のサインを飾ってある。
と記載。つまり、尾田栄一郎さんにとって鳥山明さんは、神様的存在なんだそうです。(ちなみにこのサインを手に入れるために、尾田栄一郎さんは、漫画家・徳弘正也さんに頼んで鳥山明さんのところに連れて行ってもらい、一緒に握手している写真も撮ってもらったそうです。)
そんな、神様のような存在の方がこの世を去ってしまったことは、言葉にならないくらいショックだったのではないでしょうか…。遺された側は、心にぽっかりと穴が空いた気分になってしまったと思いますが、故・鳥山明さんに敬意を持って、今後も漫画活動に力を注いでほしいですね。
尾田栄一郎の年収と鳥山明との関係について
今回は、『ONE PIECE』を代表とする漫画家・尾田栄一郎さんの年収と鳥山明さんとの関係性について解説させていただきました。まとめると以下のようになります。
・尾田栄一郎の年収は30億円超え
・尾田栄一郎の年収の内訳は
→原稿料(4,800万円)
→印税(14億円)
→原作使用料(1,600万円)
→海外収入(2億円)
→グッズ販売(15億円)
・鳥山明は神様的存在だった
世界中で人気な漫画家・尾田栄一郎さん。これからも代表作『ONE PIECE』を描き続けていき、ますます注目を浴びていくことでしょう。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。