“かつての日本は国籍法に父兄血統主義を採用していたため…”
以前から蓮舫さんの二重国籍問題は取り沙汰されていたのですが、今回都知事選に立候補したことによってこの問題が再熱されることとなってしまいました。
・二重国籍はどうなったんですか?
・二重国籍はしてもいいの?
・蓮舫の二重国籍は何が原因?
そこで今回は蓮舫さんの本当の国籍はどこなのか?また、二重国籍問題とはなんだったのかを以前の記事をリライトしてまとめてみました。
蓮舫の二重国籍問題とは?
では、蓮舫さんの二重国籍問題とはどのようなものだったのでしょうか?
事の発端は2016年8月、当時の民進党の代表選を控えているとされた蓮舫さんに台湾国籍が残っていることが明らかとなったことで、問題が発生しました。
これにより、日本国籍も持っていた蓮舫さんに対して世間は「二重国籍である」と騒ぎ立てたのです。
1ヶ月後、すぐに蓮舫さんは台湾国籍の離脱手続きを進めることとなりますが、二重国籍を批判する世間の声が止むことはありませんでした。
なぜ二重国籍はダメなの?
1年経った2017年、蓮舫さんは日本国籍を選択したことを証明するため、自身の戸籍謄本を公開しました。しかし、この行動は「外国籍の親を持つ人々にとってよくない前例になるのではないか」と物議を醸す結果となってしまいます。
日本にいることから日本国籍を選んだと捉えられますが、必ずしも全員がそうしなければならないということにはならないのです。
国籍法とは?
そこから蓮舫さんの二重国籍問題は、日本国民全員を巻き込んだ大きな話題へと発展してしまいした。
そもそも、なぜ二重国籍がそんなに問題になってしまったのでしょうか?
1985年、かつての日本は国籍法に父兄血統主義を採用していたため、父親が外国籍であればその子は同じ外国籍を持たなければならないとされていました。それが85年以降、母親が持つ他国籍の選択ができるようになったことで、事態は混乱を招くこととなります。
今回も、蓮舫さんは父親から受け継いだとされる台湾国籍が残っていたことで、二重国籍問題が発生しました。しかし、蓮舫さん自身が日本国籍を選択することで、さらなる問題を呼ぶ結果となってしまったのです。
この問題を歴史的観点から見ると、国籍法がいかに女性に不利な法律であったのかわかりますね。
蓮舫の国籍についてのデマの数々
さらに、今回の問題を受け蓮舫さんに対するデマの数々が加速する事態となりました。
そのひとつは、公開した本人確認書類の中で中華民国パスポートにおいて”中華民国駐韓大使館(京)印”が押されていたことで、さらなる物議を醸しています。
でもこれは気付いてるんですよねぇ。#蓮舫#二重国籍#偽造 pic.twitter.com/LrBCOX1Tfi
— 人工知能@鉄分不足 (@hanshin5701) September 1, 2022
これは代理のタイミングによるただの印というだけであったにも関わらず、さまざまな憶測が飛び交ってしまい「実は韓国籍も持っているのではないか?」などといったデマまで囁かれ話がデカくなりすぎてしまったのです。
蓮舫の二重国籍問題について
ここまで、過去に起きた蓮舫さんの二重国籍問題に関してリライトしてみました。
・民進党の代表選時に二重国籍問題が発生
・日本国籍にしたが、世間から批判の声が…
・国籍法についての見解
・蓮舫にはさらに二重国籍があるとのデマが横行
この問題は蓮舫さんの説明不足も起因していることでしょう。それだけでなく、かつての日本のシステムや機関のタイミングが運悪く噛み合ってしまったことにより、物議を醸す結果となってしまったのです。
都知事選に立候補したことから再度この二重国籍問題が取り沙汰されることとなってしまいましたが、今後の選挙への影響は然程ないと思います。
都知事選の結果が楽しみですね!
今回も最後までご覧いただき有難うございました。