「紅の豚」「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」等々、数多くのジブリ作品を生み出してきた天才映画監督の宮崎駿。
そんな彼のエピソードがおもしろい?といわれています。一体どんなエピソードがあったのでしょうか。
そこで今回は、宮崎駿のエピソードについて解説させていただきます。宮崎駿の意外な人間性が知れるかもしれませんよ~~!
宮崎駿のプロフィール含め生い立ち
まずは、宮崎駿のプロフィール含め、生い立ちについて紹介していきます。
・名前:宮崎 駿 (みやざき はやお)
・別名義:秋津 三朗(あきつ さぶろう)/照樹 務(てるき つとむ または てれこむ)
・生年月日:1941年1月5日(2023年時点 82歳)
・出身地:東京都東京市
・血液型:O型
・職業:映画監督/アニメーション作家/漫画家
宮崎駿のおもしろエピソード2選
そんな天才映画監督である宮崎駿には、おもしろいエピソードがあります。このエピソードを読んだ後、「やっぱりジブリが大好きなんだなぁ」「漫画家として相応しい人物だ」と、きっとあなたは思うはずです。
一体どんなエピソードなのでしょうか??では、2つ紹介させていただきますね。
エピソード①「カルシファー」へのこだわり
「ハウルの動く城」に登場する方の悪魔であるカルシファー。このカルシファーが誕生するまでには、宮崎駿なりのこだわりがあったそうです。
そのこだわりとは、以下の3つ。
・空気の流れで揺れる『メラメラ感』
・生命を持った『生きている感』
・炎の強さにあった『透過性』
この3つのこだわりをシーンごとに表現しようとしましたが、なかなか自分の思い通りに表現できるスタッフがいませんでした。そこで宮崎駿は、「俺が描く」と筆を取り、全てのシーンを彼一人で仕上げたのだそうです。
その結果、3つのこだわり全てクリアした炎が表現でき、皆さんが知るあの可愛いカルシファーが誕生したと話します。たしかに完成形のカルシファーを見てみると、宮崎駿の3つのこだわり「メラメラ感」「生きている感じ」「透過性」が伝わってきませんか?
エピソード②仕事が早すぎる
高畑勲監督のアニメ「アルプスの少女ハイジ」に使われている構図の数は、300枚とかなりの量。しかし、この300枚の構図をたった一人で描いた人物がいるとのこと。それが宮崎駿です。
彼は毎日毎日休まずに40枚以上の構図を描き、家にもほとんど帰らず、寝床は机の下だったと話します。
ちなみに、40枚以上もの構図を毎日毎日描いたとしても、必要枚数300枚にたどり着くには10時間ぶっ通しで書き続けなければいけない計算です。しかし宮崎駿は文句言わず、いたすら書き続けました。
さらに「アルプスの少女ハイジ」が終わったと思いきや、今度は「母を訪ねて三千里」でも全く同じ仕事続けた宮崎駿。もはや人間ではありません・・・。
他のスタッフが手伝おうとしても、高畑勲監督が求める高い要望にはだれも応えることが出来ず、ただ一人宮崎駿だけが応えられたといいます。
周りから見れば”過酷な生活”と思いますが、宮崎駿がこのような生活を送れたのは、誰よりもアニメーションを愛し、誰よりも映画が好きだったからだと私は思います。
宮崎駿のエピソードは感慨深いものだった
今回は、宮崎駿にまつわるエピソードについて解説させていただきました。まとめると以下のようになります。
・宮崎駿は、幼少期から絵がものすごく上手かった
・カルシファーに対して3つのこだわりがあった
・宮崎駿の仕事の速さはただ者ではない
宮崎駿のエピソードはいかがでしたか?やっぱり彼は、誰よりも映画が大好きなんだなぁと思いませんでしたか?
もうすぐ83歳を迎える宮崎駿。体調には気をつけて、これからも新しい作品を生み出してほしいですよね。
最後までご覧いただきありがとうございました。