宮崎駿のエピソードについて

宮崎駿のエピソードがおもしろいww?「カルシファー」には強いこだわりが!

「紅の豚」「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」等々、数多くのジブリ作品を生み出してきた天才映画監督の宮崎駿

そんな彼のエピソードがおもしろい?といわれています。一体どんなエピソードがあったのでしょうか。

そこで今回は、宮崎駿のエピソードについて解説させていただきます。宮崎駿の意外な人間性が知れるかもしれませんよ~~!

宮崎駿のプロフィール含め生い立ち

まずは、宮崎駿のプロフィール含め、生い立ちについて紹介していきます。

・名前:宮崎 駿 (みやざき はやお)
・別名義:秋津 三朗(あきつ さぶろう)/照樹 務(てるき つとむ または てれこむ)
・生年月日:1941年1月5日(2023年時点 82歳)
・出身地:東京都東京市
・血液型:O型
・職業:映画監督/アニメーション作家/漫画家

宮崎駿は1941年1月5日に東京都で生まれ、比較的裕福な家庭で過ごしていましたが、太平洋戦争を機に家族で宇都宮に疎開し、1950年には東京都杉並区に転居したそうです。
幼い頃の宮崎駿
また幼少期の宮崎駿は、そこまで体が強くなかったため運動が大の苦手でした。しかし誰よりもずば抜けて絵が上手かったそうです。このときから既に漫画家の才能があったのかもしれませんね。そして手塚治虫や杉浦茂の漫画を読みあさるなど、熱心な読書家でもあったそうです。
それから中学3年生の時に観た「白蛇伝」に感動した宮崎駿は、アニメーションにも興味を持ち始め、恩師である佐藤文雄のデッサンを独学で学んだと話します。
幼い頃から漫画やアニメーションに関心を持っていたおかげで、今では世界で注目を浴びるほどの有名映画監督になったのだと思います。さすが宮崎駿ですね!
若い頃の宮崎駿

宮崎駿のおもしろエピソード2選

そんな天才映画監督である宮崎駿には、おもしろいエピソードがあります。このエピソードを読んだ後、「やっぱりジブリが大好きなんだなぁ」「漫画家として相応しい人物だ」と、きっとあなたは思うはずです。

一体どんなエピソードなのでしょうか??では、2つ紹介させていただきますね。

エピソード①「カルシファー」へのこだわり

「ハウルの動く城」に登場する方の悪魔であるカルシファー。このカルシファーが誕生するまでには、宮崎駿なりのこだわりがあったそうです。

カルシファーへのこだわり

そのこだわりとは、以下の3つ。

・空気の流れで揺れる『メラメラ感』
・生命を持った『生きている感』
・炎の強さにあった『透過性』

この3つのこだわりをシーンごとに表現しようとしましたが、なかなか自分の思い通りに表現できるスタッフがいませんでした。そこで宮崎駿は、「俺が描く」と筆を取り、全てのシーンを彼一人で仕上げたのだそうです。

その結果3つのこだわり全てクリアした炎が表現でき、皆さんが知るあの可愛いカルシファーが誕生したと話します。たしかに完成形のカルシファーを見てみると、宮崎駿の3つのこだわり「メラメラ感」「生きている感じ」「透過性」が伝わってきませんか?

エピソード②仕事が早すぎる

高畑勲監督のアニメ「アルプスの少女ハイジ」に使われている構図の数は、300枚とかなりの量。しかし、この300枚の構図をたった一人で描いた人物がいるとのこと。それが宮崎駿です。

アルプスの少女ハイジの構図を1人で描いた宮崎駿

彼は毎日毎日休まずに40枚以上の構図を描き、家にもほとんど帰らず、寝床は机の下だったと話します。

ちなみに、40枚以上もの構図を毎日毎日描いたとしても、必要枚数300枚にたどり着くには10時間ぶっ通しで書き続けなければいけない計算です。しかし宮崎駿は文句言わず、いたすら書き続けました。

さらに「アルプスの少女ハイジ」が終わったと思いきや、今度は「母を訪ねて三千里」でも全く同じ仕事続けた宮崎駿。もはや人間ではありません・・・。

宮崎駿は300枚の構図を一人で描いた

他のスタッフが手伝おうとしても、高畑勲監督が求める高い要望にはだれも応えることが出来ず、ただ一人宮崎駿だけが応えられたといいます。

周りから見れば”過酷な生活”と思いますが、宮崎駿がこのような生活を送れたのは、誰よりもアニメーションを愛し、誰よりも映画が好きだったからだと私は思います。

宮崎駿のエピソードは感慨深いものだった

今回は、宮崎駿にまつわるエピソードについて解説させていただきました。まとめると以下のようになります。

・宮崎駿は、幼少期から絵がものすごく上手かった

・カルシファーに対して3つのこだわりがあった

・宮崎駿の仕事の速さはただ者ではない

宮崎駿のエピソードはいかがでしたか?やっぱり彼は、誰よりも映画が大好きなんだなぁと思いませんでしたか?

もうすぐ83歳を迎える宮崎駿。体調には気をつけて、これからも新しい作品を生み出してほしいですよね。

最後までご覧いただきありがとうございました。