“守備に定評のあった栗山英樹でしたが、いつしか簡単な打球に対して反応が…”
WBCでは見事に侍ジャパンを14年ぶりに優勝に導いた立役者として知れ渡っている栗山英樹監督。たくさんの感動を有難うございました。
そんな栗山英樹さんですが、現役時代はヤクルトスワローズで活躍してました。ですが、若くして選手は引退されてたようです。
その理由は浮気??…とも噂されているようですが、実際は病気が発症してとのことらしいです。
今回はそんな栗山英樹さんが選手を引退した理由についてまとめてみました。
栗山英樹が選手を引退した本当の理由は?
侍ジャパンを率いて見事世界一の栄冠に輝いた栗山英樹監督でしたが、現役時代にはその才能を嘱望されながらも 若干29歳で引退することになってしまったことでも知られています。
なぜこんなにも若くして引退してしまったのでしょうか・・・
栗山英樹の引退は浮気が理由なのか?
その引退理由で噂されてるのが、どうやら栗山英樹さんが福島弓子さん(現在はイチローの妻)とお付き合いされてる時に浮気をしていた事が理由なのでは…?とも囁かれているようです。
栗山英樹さんと福島弓子さん(現在はイチローの妻)の関係と浮気相手についてはこちらの記事で
この件について当時話題になったのは事実ですが、この件が本当の引退理由ではないようです。本当の理由となったのが”メニエール症候群”と呼ばれている病気が発症した事で、疲労や緊張などが高まり平衡感覚を失ったり、頭痛や吐き気に見舞われてしまったということです。
メニエール病は身体を休ませたり激しい運動をしなければ症状は治まり、普通に日常生活を送ることは可能です。しかし、常に心身を酷使するアスリートの場合は試合のパフォーマンスに大きな影響を与えてしまいます。
栗山英樹、初期症状の現れ
大学時代の栗山英樹は野球に取り組んではいたものの、もしもドラフトで声がかかることが無ければそこで野球はきっぱりとあきらめ、在学中に取得した教員免許を活かして教師になることを決意していました。
そんな中で走攻守三拍子の揃った野手が欲しいと言うヤクルトスワローズから指名され、再び野球への情熱を燃やし始めます。
その才能はすぐに開花し、持ち前のセンスを活かしてセカンドやショートだけではなく、外野手としても大活躍をしてチームの勝利に貢献しました。
また、甘いマスクと教員免許を持つほどの頭脳からの理論的な思考、そして堅い守備に加えてエンドランやバントも難なく決めるシェアなバッティングで瞬く間に人気選手へと昇り詰めました。
しかし、栗山英樹の身体を病は徐々に蝕み、その症状は顕著に表れ始めます。
堅い守備に定評のあった栗山英樹でしたが、いつしか簡単な打球に対して反応が遅れたり、目測を誤るなどしてエラーをすることが目立つようになり、守備の名手に何があったのかと話題になることもありました。
試合の重要なシーンでエラーをすることが増えたことから、やっとの思いで掴んだレギュラーを外されて控え選手に回ることも多くなってきました。
栗山英樹がまさかのエラーで大量失点!
そんなある日、決定的なシーンが訪れます。
リードをした試合展開で、あと数イニングを乗り越えればチームが勝利できるという終盤、相手チームの反撃によりランナーが溜まりピンチとなりました。しかし、相手のバッターはさほど力が無い選手で、通常ならば簡単に打ち取れることから誰もが安心してピッチャーの投球を眺めていました。
案の定、ピッチャーの投げたボールを相手のバッターは簡単に打ち上げてしまい、これをキャッチすればスリーアウトチェンジになるというシーンです。
センターへと高々と上がったイージーフライの先には守備の名手である当時の栗山英樹が待ち受けており、多くの人々の心は次のイニングへと向かっていた…
その時、一瞬ボールを見失った動きをしたかと思うとフライのキャッチに失敗し、溜まっていたランナーは次々とホームベースへと走り込みました。その後、リズムを掴めなくなったピッチャーは大量失点した末、チームは逆転負けを喫することになってしまったのです。
その日から守備の名手であった栗山英樹のイメージは地に落ち、イージーなミスをする選手であるとレッテルを貼られるようになってしまったのです。
メニエール病発症が理由で引退へ
それからしばらくすると記者会見が開催され、栗山英樹は選手は今シーズンをもって引退することが発表されました。
その理由はメニエール症候群を患っているというもので、これまで持ち前のセンスや努力でカバーをしてきたのも限界に達し、満足できるプレーが出来なくなったというのが本当の理由でした。
類稀なるセンスを持つと言われていた選手でしたが、残念なことに選手としては若くしてその幕を閉じることになってしまったのです。
栗山英樹が選手を引退した理由について
今回は栗山英樹監督が選手時代に”選手を引退した理由“についてまとめました。
・栗山英樹の選手引退理由は浮気と噂された
・メニエール病の初期症状の現れた
・その症状が理由で守備でもエラーが…
・結果、メニエール病が理由で選手を引退
栗山英樹は選手を引退したものの、しかし彼の野球への情熱は留まることを知らず、野球解説者や大学教授などを経て、今度は監督として再びユニフォームに腕を通すことになりました。
その後、自身が監督を務めた北海道日本ハムファイターズは日本一へ、そして2023年のWBCでは侍ジャパンを世界一へ導きました。
今後の栗山英樹の活躍にも期待です。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。