タレントや司会、そして映画監督など多くの場面で活躍しているビートたけし。彼と言えば漫才コンビ「ツービート」をイメージするかと思いますが、その前の下積み時代に、和樹(カーキー)と呼ばれる人物とコンビを組んでいたことをご存知ですか?
どうやらその彼がとある原因により、飛び降り自殺をしようとしたことがあるようです。
一体その理由とは・・?
そこで今回は、ビートたけしの下積み時代の相方であった彼が、なぜ飛び降り自殺をはかろうとしたのかについてまとめてみました。
飛び降り自殺しかけたのは下積み時代の相方だった
ネットの検索ワードに、「ビートたけし 相方 飛び降り」と出てきますが、きっと大半の人は「え?ビートきよしが飛び降り!?」と思うかもしれません。
しかし本当はビートきよしではなく、ビートたけしが下積み時代に組んでいた相方、カーキーのことです。ビートたけしは、「浅草フランス座」という場所でカーキーに出会い、「リズムフレンド」という名でコンビを組みました。
カーキーとビートたけしはかなり親交が深く、お酒を共にしながらお笑いのことを話したり、お揃いの背広を買って蝶ネクタイを付けたりと仲良しエピソードは沢山あるんです。でもなぜここまで仲良かった元相方は飛び降りをし、自殺をはかろうとしたのでしょうか?
ビートたけしとの実力差に追い込まれてしまった相方
カーキーとビートたけしは、毎日毎日お笑いについて語り合い、「将来ぜったい売れよう!」と2人で誓い合うほどのなかでした。
しかし当時のビートたけしは、横山やすし・西川きよしが組む「やすきよ」よりも上を目指していました。
だが相方のカーキーはアドリブができず、自分との実力差に大きな差を感じてしまいました。その姿を見たカーキーは、「自分には自信がない」と、自分自身を精神的に追い込むようになり、最終的には心が病み、精神病棟に入院をするまでに・・・。
その結果、泣く泣くコンビを解散することとなり、ビートたけしは新しい相方である「ビートきよし」とコンビを組むことになりました。
ツービートは、ボケとツッコミのバランスが取れていたおかげで一躍有名コンビになったんです。でもその姿をテレビで見たカーキーはさらに心が病んでしまいました。そして、彼が取った行動が「2階からの飛び降り」です。
運よく一命はとりとめたものの、カーキーはもう芸人として活動することはありませんでした。
飛び降りはカーキーの真面目な性格が原因?
元相方が飛び降り自殺をはかろうとしたことを聞いたビートたけしは、何度もカーキーのお見舞いに行きました。しかし彼が発した言葉は「もう夢は捨てた」との一言だそうです。
そして自殺をはかろうとした理由について問うと、「ビートたけしとネタ合わせをしてもアドリブが出てこなかったり、自分とビートたけしとの実力の差を感じ、一緒にコンビを組むことが苦痛となってしまった」と話していました。
きっとカーキーはとても真面目な性格なんでしょう。自分が居ることでビートたけしに迷惑がかかると思ってしまったのかもしれません。そこまで自分を追い詰める必要はないだろう..と私は思いますけどね。
元相方・カーキーの現在は?
気になるカーキーの現在について調べてみましたが、残念ながら行方は分かりませんでした。
精神病棟を退院し、その後連絡を取っていないのかもしれません。
おそらく「自分のせいで彼をここまで追い詰めてしまった」と、ビートたけしの方から連絡を控えている可能性が高そうです。
この事件に関して、どちらが悪いとかはありませんし。カーキーが今も元気に過ごしているのであれば、それだけビートたけしは嬉しいと思います。
ビートたけしの相方は飛び降り自殺をはかろうとしていた
今回は、ビートたけしの相方が飛び降り自殺未遂したニュースについて紹介しました。まとめると以下のようになります。
・ビートたけしの相方というのは、下積み時代のカーキーのことである
・カーキーは、自分を精神的に追い込み2階から飛び降りた
・カーキーの現在の行方は分からない
自殺をはかろうとするまで精神的に追い詰めたカーキーと、そこまで追い詰めてしまったことに申し訳なさを感じるビートたけし。きっと2人とも真面目な性格なんだと思います。
現在のカーキーの行方は分かりませんが、元気に過ごしていてほしいですね。
そしてビートたけしも、元相方を気にしてしまう気持ちは分かりますが、これからも前向きに芸能界で活躍してほしいと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。