【駒込駅】同じ駅なのに地価は3.3倍差!?文京区側の坪単価が高い理由

・同じ駅なのに地価は3倍差
・買われているのは文京区側
・南北線で六本木一丁目へ直通
・買うときの注意点

不動産アナリスト 千葉まなみ
不動産
アナリスト
この記事では上記をまとめました

同じ駒込駅が最寄りでも、土地の値段は3.3倍の差があります。

駅前に大きな商業施設はなく、話題になることも少ない駅。それでも公示地価を1地点ずつ見ていくと、はっきりした線が引かれています。

その線の正体は、区の境目でした。

📌 この記事の結論


  • 駒込駅の地価総平均は坪449万円、前年比+15.70%
  • 最高地点と最低地点で3.34倍の差
  • 高いのは文京区側。南北線で六本木一丁目へ直通

買っているのは文京区側の家庭

駒込駅は、豊島区と文京区の境目にあります。北側が豊島区駒込、南側が文京区本駒込です。

公示地価の地点を見ると、価格が高いのは南側の文京区。本駒込の坪単価は駒込エリアの1.3倍以上で、上昇率も高く出ています。

理由は学区です。文京区は学校の評価で住まいを選ぶ家庭が多く、区境の1本内側かどうかで価格が変わります。営業時代、この区境を地図で指差しながら説明した回数は数え切れません。

不動産アナリスト 千葉まなみ
不動産
アナリスト
道1本で区が変わる。ここが値段の分かれ目なんよ。

同じ駅で3.34倍の価格差

地点(2026年)坪単価所在
駒込駅の地価総平均449万円(+15.70%)―
最高価格地点約813万円文京区本駒込6-15-12
最低価格地点約243万円豊島区駒込7-14-15

出典:国土交通省 地価公示・地価調査 データ参照:土地代データ-駒込駅(地価の総平均/地点の坪単価は㎡単価から換算)

最高が文京区側の813万円、最低が豊島区側の243万円。同じ駅でも3.34倍の開きがあります。

もちろん最高地点は商業地なので、単純比較はできません。それでも高い地点が文京区に、安い地点が豊島区側に集まる構図は明確です。

駅からの距離だけで物件を絞ると、この差を見落とします。

もうひとつ押さえておきたいのが路線です。駒込は南北線で六本木一丁目まで乗り換えなし。山手線と南北線の両方が使える駅は、30駅の中でも数えるほどしかありません。

台地の上で浸水リスクが低い

駒込は武蔵野台地の上にあり、荒川の氾濫を想定したハザードマップでも浸水想定が低いエリアです。

ただし同じ駒込でも、坂を下りた谷筋にあたる場所は条件が変わります。駅からの距離より、土地の高低差のほうが重要です。

査定の現場では、ここ数年でハザードを聞かれる回数が明らかに増えました。高台であることは、これから効いてくる条件です。

🗾 自分で浸水リスクを確認する

気になる物件の住所を入れると、洪水・内水・高潮の浸水想定が地図で確認できます。物件を見に行く前に調べておくと、内見時の質問が変わります。

重ねるハザードマップで調べる →

出典:国土交通省 ハザードマップポータルサイト

不動産アナリスト 千葉まなみ
不動産
アナリスト
路線2本と高台。地味やけど条件は揃っとるんよ。

買うときの注意点

⚠️ 注意点

学区を目的に買うなら、区境の内外を必ず確認してください。数十メートルの違いで学区が変わります。また駅前の商業施設は小規模で、まとまった買い物は巣鴨や池袋に出る前提になります。

駒込に家を持っている人へ

前年比+15.70%。話題にならないまま、価値だけが動いています。

売る予定がなくても、今の価値を知っておくと判断の幅が広がります。

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・買うなら区境と学区を先に調べる
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どちらも今日から始められます。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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免責事項
本記事は公示地価等の公開データにもとづく分析であり、特定の不動産の売買を推奨するものではありません。浸水想定は自治体の公表資料にもとづく概要で、個別の土地の安全性を保証するものではありません。実際の取引にあたっては、不動産会社等の専門家にご相談ください。